お客様 |
「田村さん、SOHOになって、お客様に対する考え方がかわりましたか?」 |
私: |
「はい。サラリーマン時代よりも、責任感をもつようになりました。」
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お客様 |
「えっ?じゃあサラリーマン時代は責任感がなかったの?」 |
私: |
「いえいえ、そういうわけではありません。SOHOという立場になり、エンドユーザ(お客様)と直接お話しする機会が増えたため、よりお客様の考えを理解することができるようになったんですよ。考えを理解できるようになれば、より良いものを提供したくなるのは当然ですよね。サラリーマンの頃はお客様の要望を聞くのは営業の仕事だったから、本当のお客様の考えが伝わってこないんです。」
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お客様 |
「お客様の考えが伝わなくて、仕事が進むんですか?」 |
私: |
「全く伝わらないわけじゃないですから(笑)。ただ、お客様との間に営業が入ると、営業の考え方が加わって伝わりますからね。その結果、値段が高くなったり、使いにくくなったりということはありますね。」
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お客様 |
「仕事やお金に対する考え方は変わりましたか?」 |
私: |
「これは、大きく変わったと思います。恥ずかしながらサラリーマン時代は、”作業に対する賃金”という意識があったんですよ。給料という形でお金を頂いていましたから。SOHOになって、お客様と直接会う機会が増えてくると”結果に対する報酬”という考えに変わりました。どれだけ作業をしたかではなく、どれだけ結果を出せたのかという考え方ですね。そして、結果を出すために、お客様とノウハウを集結し、最良のものを提供できるようにしています。」
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お客様 |
「営業もやるとなると、連絡がとれにくいという心配はありませんか?」 |
私: |
「確かに仕事場にいない時も多いです。そのためお客様には携帯電話番号をお伝えしてますので、連絡はとれます。」
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お客様 |
「連絡がついても、すぐに対応してもらえるんですか?」 |
私: |
「このサポートについてですが、会社の場合でも”担当がいないので・・・”ということはよくありますよね。結局会社でも担当者がいなければ対応できないんです。すぐに飛んでいくということは無理な場合もありますが、すばやい対応を心がけています。」
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お客様 |
「もし、田村さんが倒れたら、サポートはどうなるのですか?」 |
私: |
「う〜ん、考えたくない質問ですね・・・。でもこれは重要な問題です、極論私が死んだ時にどうなるのか。ただ、マコトスタイルで提供するものは特殊な技術ではありません。ノウハウなのです。昔はその人の技術力があるということで”誰も解析できないような難しいプログラム”が良いとされていました。しかし、最近は”誰でも解析できるプログラム”が良いと変わっています。ツールなども標準化されていますので、ある程度知識がある人なら十分対応できます。」
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お客様 |
「誰でも対応できる程度の技術力なのですか?」 |
私: |
「技術というものは、現在標準化されています。そして、これだけネットワークが発達してくると情報についても、”会社とSOHO”、”中央と地方”で差がなくなってきています。問題なのは、その技術を生かすノウハウです。これは各社極秘のものですから、公開されることはありません。このノウハウがあるかないかで結果に差が出てきます。決して技術力の差ではないのです」
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お客様 |
「知名度がないと営業大変じゃないですか?」 |
私: |
「そうですね、私には知名度がありません。特に10年以上東京で働いていたので、上越地域には人脈もほとんどありません。仕事を任せる条件に、知名度が必要ならば、私は当てはまりませんね。ただ、”このホームページ(システム)、○○株式会社で○十万かけて作ったんだ”、と自慢したいのなら別ですが、純粋に”結果”を求めるならば知名度は関係ないと思います。」
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