新潟県産米　春陽の土田農場　新潟県産（減農薬米）春陽をお届けします

「春陽」は農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センター北陸研究センターが育成した新形質米品種で、易消化性タンパク質の割合が少なく、難消化性タンパク質の割合が多い品種です。
厳密な品質管理のもとに栽培しておりますので、安心してお召し上がりいただけます。
お米を作っていると「おいしい！」とは言っていただけるのですが「ありがとう！」とはなかなかいってもらえません。
｢春陽」のお客様には「ありがとう！」と言っていただけます。
これからも出来る限り作り続けたいと思います。

新潟県産春陽！厳密な品質管理のもと栽培しています

※商品の品質保持のため、玄米を冷蔵保存しています。
※ご注文後に精米をして出荷しています。
※真空パックですので冷暗所に保存すれば半年間おいしいままでお米が食べらます。

【平成23年産】

新潟県産特別栽培　春陽　5kg　価格:2,940円

「春陽」は農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センター北陸研究センターが育成した新形質米品種です。
新形質米品種「春陽」の特性については、育成元が公開しておりますので、そちらをご覧ください。
中央農業総合研究センター北陸研究センター

土田農場の春陽はこんなお米です

稲の持っている力はすばらしいものです。もともと病気や害虫に強く、気候の変化にも力強く耐えてくれます。土田農場の特別栽培米は稲の力を最大に生かして育てることが基本です。
春陽もコシヒカリと同様の特別栽培（減農薬）米です。

(1)育苗について
路地育苗を行っています。小さいときから外気にさらすことで強くたくましい苗が出来ます。
苗箱に種を薄くまき、1本1本が健康に育つようにします。
種籾の消毒は粒が大きいため温湯消毒にはむかず殺菌剤を使います。
あとはプール育苗により農薬を使いません。
昔から農家では「苗半作」といいます。苗作りで一年の半分が決まってしまうの意です。
私は親から自分の子供の世話をするように苗の世話をしろと教わりました。私は苗作りが大好きです。

(2)肥料について
「稲は土で育てる」と昔から言われているとおり、稲作りは土作りです。
化学肥料を最小限に抑え、有機質肥料をたくさん入れる。これによりミミズなどの小動物、微生物が田んぼに増えて土を豊かにしてくれます。
そして米ぬかや屑大豆、自家製のボカシ肥料など出来る限り自家採取できるものを使っています。
田んぼの微生物に助けてもらうことが土作りのポイントです。

(3)農薬について
基本的に農薬に頼らないで稲を育てたいとおもいます。
今の稲作は治療よりも予防のために農薬を使うため、使わなくても済む農薬を使っています。
土田農場の農薬の使い方は、子供には風邪をひいたら薬をのませる。そんな考え方です。
しかし特別栽培米の場合、除草だけは費やす時間の短縮のため除草剤を栽培初期に一度だけ使います。
その後出た草は手で取ります。
（通常の栽培では2～3回除草剤を使用する事もあるので微生物にも影響があります）
栽培初期に使った農薬は収穫したもみに残留農薬として残りません。

【一般的な栽培と土田農場の特別栽培の違い】

工程／栽培方法	一般的な栽培	土田農場の特別栽培
種子消毒	殺菌剤を使用。	殺菌剤を使用。
育苗土壌の消毒	殺菌剤を使用。	プール育苗で雑菌を繁殖させない。
除草	除草剤を1～3回使用。	除草剤を1回使用。後は手取り除草。
初期害虫（葉や根を食べる）	殺虫剤を使用。	葉色を薄くし虫がつかないようにする。
病気（いもち病、紋枯れ病等）	殺菌剤を使用。	苗を薄く植え風通しを良くし生育環境を整える。過剰に生育させない。
後期害虫（カメムシ等）	殺虫剤を使用。	畦の草刈を何回もして害虫の棲家をなくす。過剰に生育させない。出穂を周りより遅くする。

：栽培工程で農薬を使用しているかどうかを表現しています

：病害虫検査にて病害虫が多発生の場合に農薬を使用しています

左記表を見て頂ければ解るように、土田農場の春陽は、農薬は種籾の消毒に一回、除草剤を一回、あとは必要最小限にとどめるため、調査を行い病害虫がたくさん見つかってから治療として使用しています。
通常の栽培で、稲が病気や害虫に弱くなる原因は、大量に使われる農薬です。農薬を減らすということは、それだけ手間がかかりますが、土田農場では稲が持つ本来の力を引き出すために、手間を惜しまず育てています。

昨年全国各地の春陽を食べてみました。土田さんの春陽が一番おいしかったですよ。
毎月送ってもらい、主人とともにおいしく食べています。お友達にもおすそ分けしたところ、とても気に入ってました！
今年はもう在庫がないとのことでとても残念です。来年は必ず予約したいとのことでした。
今年もおいしい「春陽」を是非作ってください。

岐阜県　T.K　様

T.K様いつもありがとうございます。
「春陽」の在庫が若干ございますので、再度販売を開始しました。
お友達のS.Tさんには年間のご予約をいただいております。
春陽ですが作付け面積を大幅に増やして、より多くの皆様に召し上がっていただきたいと考えています。

4月始めに今年度の腎友会青年部行事について話し合った結果、初の試みで調理実習を行うことが決まりました。関心がある低タンパク米の「春陽」の味を見てみたいと言うことで透析食ということを頭に置きながら、白いご飯に合うおかずを考え牛肉の柳川風、筍のおかか煮、カラフルサラダ、そしてデザートに桃のワイン煮のメニューにしました。
調理実習当日、21名の参加で4グループに分かれ行いました。男性の中には、台所に立つのが始めてという者もいて「これからは、男女平等よ。」なんて言われながら青年部らしくワイワイと楽しく調理しました。
「今まで購入していた低タンパク米は、まずくて高いので続けられなかったがこれなら本当に美味しいね。」
とパソコンを持たない方に電話番号を伝え家に帰ってから、数名に土田農場のＨＰを知らせました。残った「春陽」は、ジャンケンで勝った男性がゲット！してニコニコしていました。これからも美味しいお米作りに頑張ってくださいね。

S.A　様