新潟県産米コシヒカリの土田農場 米作りについて 一年を通した作業工程をご紹介します

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すじまき 耕うん・代かき 田植え
草刈り 稲刈り 販売開始 食卓へ



(作業工程下の写真をクリックすると拡大写真が表示されます)

3月
(苗)
・種 乾燥している種です。最後には一粒でお茶碗一杯くらいのご飯になります。
・種子温湯消毒 病気にならないように種を消毒します。
普通は殺菌剤(農薬)で消毒しますが、土田農場では60℃のお湯に10分つけるお湯での消毒をしています。
・浸種 乾燥している種に発芽に必要な水を含ませます。一日の平均気温の積算温度で100℃が目安です。
3月
(田んぼ)
・暗渠排水開 冬の間閉めてあった暗渠排水のふたを開けます。これで田んぼが乾きやすくなります。
・江さらい 用水路や排水路の掃除をします。今年初めの共同作業です。
この時におじいさん達の昔話何か聞けてけっこう楽しいです。土田農場では子供たちも手伝います。
【種】
【種子温湯消毒】
【浸種】
【江さらい】

4月
(苗)
・芽出し 種に一晩くらい温度をかけて芽を1mmほど出します。
・スジまき 農家では稲の種をスジと言います。スジをまく…つまり種まきです。
30cm×60cmの育苗箱に床土→スジ→水→覆土の順で入れていきます。
すべてが多くても少なくても良い苗にならないので、とても気を使う大事な作業です。
・芽出し スジをまいたら育苗機(室)に3日ほど入れて温度をかけて芽を1cmくらい出します。
・苗出し 芽の出た苗を苗場に並べていきます。
・苗の管理 保温のシートを掛けたりめくったり、水をあげたり、話しかけたり…
私は親から「子供の子守りをするように苗の子守りをしろ」と教わりました。
4月
(田んぼ)
・堆肥散布 堆肥を田んぼにまきます。
近くの酪農家、井澤さんからゆずってもらった牛フン堆肥です。
・肥料散布 肥料を田んぼにまきます。
窒素なんかは田植えをしながらまいていくのでこの時は土づくり肥料がメインです。
・耕うん 15cmを目標になるべく深く耕うんします。
昔は一寸深くほれば一俵米が多く取れると言ったのだそうです。
【芽出し】
【すじまき】
【すじまき(箱入れ)】
【すじまき(床土)】
【すじまき(種)】
【すじまき(灌水)】
【すじまき(覆土)】
【すじまき(完成)】
【育苗機】
【芽出し】
【苗出し】
【苗の管理】
【堆肥散布】
【肥料散布】
【耕うん】

5月
・草刈り 初めの草刈りは田植えの前です。忙しい時期なので全部終わらない事もあります。
・畔直し 冬の間にネズミやタヌキが悪さをした穴をふさいでいきます。
だいたい毎年同じところに穴があるんです。動物の習性ですかね…。
・入水 田んぼに水を入れる前に排水口をしっかりと閉めます。田んぼに水が入ります。広い田んぼをブロックごとに分けて順番に水を入れていき、田んぼの端に集まったわらを始末します。
・代かき(荒代) 一回目の代かきです。泥にして田んぼを平らにしていきます。
・代かき(本代) 二回目の代かきです。水を少なくして雑草の種やごみなどを泥の中に埋め込んでいきます。
荒代は土台づくり、本代はお化粧みたいなもんです。
・田植え いよいよ田植えがスタートです。毎年田植えは二週間ほどかかります。土田農場の田植え機は、田植えをしながら肥料、除草剤、殺虫剤をまいていける優れモノです。子供は田植え機に乗るのが大好きですね。
・紙マルチ田植え 黒い紙を引きならしながら苗を植えていきます。黒い紙は雑草を抑え中干しのころには溶けてなくなります。
JAS有機認証にも認められている環境に安全な紙を使用しています。
・植え直し 機械では植えられない田んぼの角や植え残した個所を手で植えます。
【草刈り】
【畔直し(ネズミの穴)】
【畔直し】
【入水(排水口を閉める)】
【入水】
【入水(ワラ上げ)】
【代かき(荒代)】
【代かき(本代)】
【田植え(苗運び)】
【田植え】
【田植え(子供田植え)】
【紙マルチ田植え】
【植え直し】

6月
・草刈り 草刈りです。地味な作業ですがとても重要です。草刈りをしないとまず汚い感じします。田んぼはキレイにしておきたいです。病気や害虫の巣にもなります。草がなければよいと除草剤をたっぷりかけて真っ茶色になっている畔を見かけますが、俺はあれダメです。座るのも嫌です。多少草があっても緑色の畔がいいです。
・病害虫調査 初期害虫の調査です。植えたばかりの苗を食い荒し枯らしてしまいます。ひどい時は殺虫剤をまきます。
・草取り 無農薬の田んぼでは雑草を除草機でつぶしたり手で取ります。
・中干し 田んぼの水を落として稲の生育を調整します。イネ科の植物は分けつして増えるというとても優れた特性を持っていますが、そのままにしておくと増えすぎてしまいます。そこで少し調整してあげます。
・江立て 田んぼに溝を切って排水を良くします。溝があると水を入れたい時も早く入ります。
・病害虫調査 六月の後半には稲の大敵いもち病が見え始めます。
土田農場では稲を薄く植えて生育環境を良くし病気にかかりにくい稲を育てています。
【草刈り】
【病害虫調査】
【草取り(除草機)】
【草取り(手で草取り)】
【中干し】
【江立て(歩行江立て)】
【江立て(乗用江立て)】
【病害虫調査】

7月
・草刈り 草刈りは常にやってます。
・穂肥散布 稲の肥料は大きく元肥と穂肥に分けられます。元肥は稲の生育に必要な肥料、穂肥は実りに必要な肥料というところでしょうか。穂肥は二回に分けて散布します。大体これでその年の勝負がついちゃいます。
・鳥よけ 酒米など他の品種よりも早く穂が出るものは、鳥が集中して食べにくるので馬鹿に出来ないほどの被害が出ます。田んぼの周りにぐるっと鳥よけの糸をはります。
【草刈り】
【穂肥散布】
【鳥よけ】

8月
・草刈り 草刈りは常にやってます。
・出穂 稲が穂を出し始めます。田植えの後と出穂の時期は胸にくるものがあります。
子供が小学校に入学した時と社会人になった時のような感じですかね…。
穂が垂れてくるとワクワクします。農家が収穫の期待に胸を膨らませる最高の時です。
・病害虫調査 いもち病、紋枯病とカメムシの調査をします。カメムシは米に黒い斑点をつける悪いやつです。
・病害虫防除 調査結果により殺菌剤や殺虫剤をまきます。出来るだけまきたくないです。
カメムシの殺虫剤はどうしてもまきますね…。
【草刈り】
【出穂】
【病害虫調査】

9月
・草刈り 草刈りは常にやってます。
・稲刈り 早い年は八月後半から稲刈りが始まります。収穫の喜びです。つらくても頑張れます。
・乾燥 モミを乾燥させます。今は乾燥機で一晩です。昔ははさに掛けて一週間だったそうです。
・調製 乾燥が上がるとモミスリです。モミを玄米の状態にして計量して袋に詰めていきます。
・モミガラ散布 モミスリで出たモミガラを田んぼに戻します。モミガラは分解されにくいですが数年かけて田んぼの養分になります。
・等級検査 収穫したお米はすべて検査を受けます。
・販売開始 新米の販売開始です。
【草刈り】
【稲刈り】
【乾燥】
【調製(モミスリ)】
【調製(計量・袋詰)】
【モミガラ散布】
【等級検査】

10月
・弾丸暗渠 排水対策に地中に弾丸の球を引っ張って溝を入れます。
・整地 田んぼを平らにします。広い田んぼなので毎年少しずつ平らにしていきます。
・秋打ち 秋に耕うんしておくとワラも土にまぶされ良く腐り、田んぼの栄養になります。
・暗渠排水閉 冬の間に田んぼの養分が流れないように暗渠を閉じます。
【弾丸暗渠】
【整地】
【秋打ち】

11月
・秋代かき 雨水をためて代かきをします。白鳥やヒシクイの餌場になります。
12月〜2月
・休み 田んぼは雪の下でお休みです。お疲れ様でした。
【秋代かき】
【餌場】
【休み】




無農薬栽培コシヒカリ 特別栽培コシヒカリ 特別栽培 春陽
種子更新 更新(新しい種に更新) 更新(新しい種に更新) 更新(新しい種に更新)
育苗様式 稚苗プール育苗 稚苗プール育苗 稚苗プール育苗
種子消毒 温湯消毒 温湯消毒 殺菌剤
土壌消毒 プール育苗で雑菌の繁殖を防ぐ プール育苗で雑菌の繁殖を防ぐ プール育苗で雑菌の繁殖を防ぐ
肥料 ホーネンス培土オーガニック ホーネンス培土1号 ホーネンス培土1号
農薬 使用しない 使用しない 種子消毒のみ

無農薬栽培コシヒカリ 特別栽培コシヒカリ 特別栽培 春陽
基肥 ・有機由来100% ・有機由来窒素50%以上 ・有機由来窒素50%以上
穂肥 ・有機由来100% ・有機由来窒素50%以上 ・有機由来窒素50%以上
その他肥料 ・牛糞モミガラ堆肥
・くず大豆
・米ぬか
・土壌改良肥料(有機由来100%)
・牛糞モミガラ堆肥
・土壌改良肥料
・牛糞モミガラ堆肥
・土壌改良肥料

無農薬栽培コシヒカリ 特別栽培コシヒカリ 特別栽培 春陽
除草剤 使用する 使用する
殺虫剤 使用する場合あり(※) 使用する場合あり(※)
殺菌剤 使用する場合あり(※) 使用する場合あり(※)
その他農薬
※カメムシ・ゾウムシ等の大量発生や稲の病気治療のため畦を中心に殺虫剤・殺菌剤を使用する場合がございます
毎年の使用状況・使用資材につきましては「生産履歴ブログ」をご参照下さい




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