土田農場の経営理念（ガイアの中の循環型農業）
食品に関わる一連の不正表示事件は大手販売業者を巻き込んで社会問題となっています。今、消費者の皆さんは「自分の食べているものは本当に安全なのか？」という疑問を誰もが持っていることでしょう。
土田農場では、おいしくて安全なお米を安心して買っていただけるようにホームページで販売をしています。顔が見えるだけではなく、栽培の過程を皆さんにわかっていただければと思っています。
農業への思い、栽培の基本的な考え方、農薬と肥料の考え方、そしてどんな環境で作られたお米かを皆さんにわかっていただければうれしく思います。
生産現場は大別すると2つに分かれようとしています。
一つは徹底したコストの低減を基本とした効率型農業。
もう一つは農業がもともともっている環境保全機能をいかした農業。
減農薬栽培や無農薬栽培などの手間がかかっても環境負荷を軽くし、出来る限り資源を循環させる農業です。
土田農場は後者の農業を目指しています。
地球には多様な生き物がお互いに依存しあいながら生き、人もその一部であることに変わりはありません。もともと農業は人間社会を地球の生態系に結びつける太いパイプの役割を果たしてきたのです。
ところが農薬や化学肥料を多投する現代農業では環境破壊に加担しているのではないかと疑問に思えることさえあります。
21世紀の農業は、地球環境と調和しながら発展していかなければなりません。それが生きることの基本だからです。 |
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■土田農場の場所（上越市頸城区）
上越市頸城区は人口約10,000人、面積38.30平方キロメートルで、約半分の面積が水田という、農業中心の区です。
（以前は頸城村でしたが、2005年1月より上越市と合併し上越市頸城区となりました）
頸城区には今からおよそ4,500年前、縄文時代中期の遺跡があり、古くから人々が生活していたことがうかがえます。
昔から農業を基幹産業として発展してきた頸城区。しかし、米の自由化や減反政策などの影響を受け、日本の農業は、現在大きな岐路に立たされています。頸城区はそんな現状を踏まえ、優良な農地を最大限に生かし、新しい時代の農業に挑戦していきます。
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■大池いこいの森
「大池・小池」の二つの池を中心とした「大池いこいの森」は、緑豊かという言葉より大自然という言葉が似合う場所です（土田農場の田んぼの水源です）。
新潟県景勝100選の地でもあり、ボート遊びやジョギング、サイクリング、キャンプなどもでき、私も子供とよく遊びに行きます。 |
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■ほ場整備について
かつて頸城は広大な沼地でした。
江戸時代初期、荒涼とした低湿地帯を水田に変えようと大工事に挑んだ人たちがいました。
肥沃な大地を夢見た先人たちの願いは全国有数の米作り産地となって実を結び、新時代の農業を目指して進化をつづけています。
昭和６１年から始まったほ場整備は平成８年に完工し、現在の頸城の美田となっています。 |
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